寺院に宿泊することを参籠やお籠りと申します。平安の昔より祈願、供養のため読経、念仏し、仏様のもとで一夜を明かして御利益や夢告に浴するのが目的でした。
安楽寺にもお遍路さんや参拝者の方のための宿泊施設「宿坊」があります。



安土桃山時代に阿波藩祖蜂須賀家政公により四国遍路や旅人のための駅路寺(官寺)に定められて以来、宿坊として四百年の歴史を持ち、お大師さまゆかりの温泉である「弘法の湯」の湯脈は今に続き、宿泊者の旅の疲れを癒しています。




宿泊の方は境内にある「卍(藩主蜂須賀家の家紋)」の雪洞(ぼんぼり)のかかる大玄関よりお入り下さい。
お車でお越しの際は境内駐車場をご利用下さい。
※会社の研修や学生さんの合宿にもご利用頂けます。
※寺院の行事や客室が満室の場合などはご利用になれないこともありますのでご了承下さい。早めのご予約をおすすめ致します。


時を定めて仏前において読経することを「お勤め」もしくは「勤行」と申します。安楽寺にご宿泊された皆様は午後七時より本堂にてお勤めをしております。(諸事情により時間が変更される場合があります。)経本は安楽寺専用のものをご用意しておりますので、白衣や輪袈裟、数珠をお持ちの方はそれらをご持参下さい。
お勤めでは般若心経、御真言等をみなさんご一緒にお唱えいたします。その後住職の法話があります。(自由参加です。)









寺院内の普段は立ち入ることのできない場所にある仏様や所蔵品を拝観できるのも宿坊に泊まる楽しみの一つです。



安楽寺には霊験実話で奉納された御本尊薬師如来をはじめ、日本を代表する仏師である松本明慶師の仏像作品35体、性霊殿というお堂の壁には弘法大師の御真筆がずらりと石に刻まれており、大師の書風を知ることができます。

また、宿坊のテレビでは四国遍路に関する自主放送を2種類流しています。四国遍路について知識を深めたい方必見です。

お遍路さんは宿坊で体を休め、御本尊薬師如来に旅の安全を祈願して、翌朝元気に出発していかれます。

住職や職員さんとふれあい、旅人どうしで語らうのも宿坊の魅力です。安楽寺は人と接することを大切に思っています。宿坊はそのための手段でもあります。

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